魂は孤独

オーガニックで有機的なものが一つであるわきゃないのに!

2016年冬アニメ総括③ プリンスオブストライド オルタナティブ・蒼の彼方のフォーリズム・その他

はじめに

2016年冬アニメで長く書きたい4作を終えたので、残りは簡単にまとめたいと思う。

具体的にはタイトルに入れた「プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ」(以下POSA)、「蒼の彼方のフォーリズム」は少し長めに触れ、他の作品は出来る限り短くまとめていきたい。

なお、1話2話で切ったとかそういう作品は入れてない。

そもそも存在を知らなかったとか、2期で前シリーズを見ていないとかそういう事情もあるかもしれない。

無い作品に関してはご了承を。

 

「プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ

なんかよく分からないけど、どうも女性向き「電撃」系雑誌のオリジナル企画らしい。

企画の流れというか、作り方は女性向の「シスプリ」とか「ラブライブ」みたいな感じ、多分。

雑誌や他の媒体がメインなので「オルタナティブ」というサブタイがついているよう。

なんか乙女ゲーもVitaで出てるみたいだけど、このアニメは特にそういう恋愛や逆ハーレム要素はほとんどなく、単純なスポ根物として仕上がっていた。

 

題材は「ストライド」という架空の競技。

障害物競走とリレー(あるいは駅伝)を組み合わせたようなもの。これを新宿とか、色んな都市や街を借りきって行う。

ただ、普通のリレーと違うのは、次の走者は前の走者が全く見えない所からスタートして、曲がり角ですれ違いざまに「リレーション」*1をしなければならないということ。

だから「リレーショナー」という、誰がどこを走っているのかがリアルタイムで分かるタブレットを見ながら、次の走者に「GO」を出さないといけないポジションが存在する。

架空のスポーツでありながら、「リレーション」のシーンが必ず見せ場になることと、「リレーショナー同士の駆け引き」というこのスポーツでないとあり得ない面白さがあったのは上手かったと思う。

 

色んな障害物をカッコ良く飛んで避けたり、階段を凄い勢いで登ったりと試合のシーンも中々見どころが多い。

「人間にそんな動き無理だろ」とか「速くゴールするのに今の動きいらなかっただろ」とか色々ツッコミどころはあったのだが、

それが無理には見えず、過剰な演出とか変な動きになったりもせず、普通にカッコ良くまとまっていたのは良かった。

 

特に6話の対一条館高校戦は神回。

相手のリレーショナーが本当に嫌な奴で、主人公ちゃん(奈々ちゃん:CV花澤香菜*2)に精神的なゆさぶりを与えてリレーションのタイミングを狂わそうとしてくるのを始め、最初から最後まで全キャラに見せ場のある、息つく暇もないぐらい、手に汗握る回だった。

 

逆に7話以降が失速し、今回は最後のまとめに回した。

主人公の1人である八神陸が中々覚醒せずにやきもきしたこと。

変な合宿編みたいなのが入って、見るからに中だるみしたこと。

対戦相手が三橋高校や一条館高校のようなダーティなやり方ではなく、スポーツマンシップのある良い奴らになってしまったが故に、リレーショナーでの駆け引きは無くなったこと。

などが、個人的な不満点。

 

あと、最終回が色々酷かった。

陸は、自分の兄でありスーパープレイヤーの巴に強いコンプレックスを持っていて、本当は速く走れるのに、走れないというキャラだった。

覚醒した時がめっちゃ良い話だったから、覚醒までに時間がかかったことは目をつむれるんだけど。

 

巴は主人公チームの先輩達と同学年で、かつては仲間だった。

でも、巴は「速く走ること」を追求し、主人公のチームの先輩達は「仲間と一緒に走ること」を目指していた。そのために道を違えた。

そして、陸が覚醒できたのも「仲間と一緒に走ること」の大切さが分かったからだ。

こういう対立構造を作っておきながら、最終回は「一緒に走れて嬉しそうな表情を浮かべる陸と巴」で終わってしまったのは、いかがなものか。

ちゃんとガチンコで勝負した上で巴を倒さないと、「仲間と一緒に走ること」の正しさが証明されないし、最後の最後でテーマがブレてしまった気がする。

 

あと単純に最終回の最後のバトルが、ほぼモノローグで、まともに走るシーンの方が少ないってなんだよ……。

 

まあ、そんな感じで、まとめると

6話までは最高に面白く、それ以降の中だるみは激しかったけど、陸が覚醒する話はまあ良かったよね、最終回は最悪だったけど。みたいな感じのアニメだった。

 

 

 

「蒼の彼方のフォーリズム」

これも架空のスポ根物。

架空のスポーツを扱うこと自体、結構珍しいのに、何故か同じクールで2本あって驚いた。

しかも、こちらはエロゲー原作とPOSAとは色んな意味で対照的で、俺の中で勝手に「POSA」の対抗馬として扱っていた。

 

「フライングサーカス(以下、FC。作中でもこのように略されている)」というスポーツをする女の子達を描く。

FCは「アンチ・グラビトン・シューズ」という履くだけ自由に空を飛べる未来の靴を使って、空を飛んで色々する競技である。

こちらも面白いことにエロゲー原作アニメでありながら、主人公が一切モテることなく、単に女の子達のスポ根物になっていた。

それで割と面白かったので、「エロゲー原作アニメってこれで良いんだ……」と結構な衝撃も受けた。

 

主人公はPOSAでいうリレーショナーポジだった。

女の子が試合をして、試合中に後ろで主人公が指示を出すというのは、やはりエロゲー原作のアニメだった「ワルキューレロマンツェ」も思い出した。

しかし、ワルロマと違い、主人公の影が薄く、主人公のサポートのおかげで勝った試合とかも無かったし、存在意義はほぼ無かった。

ネット上ではモブと呼ばれていた。

 

あと、ぶっちゃけ、FCのルールやセオリーが最後までイマイチ分からなかった。

ドッグファイトやらずにひたすらブイに触ればいいのに」とか「『この人、速いっ!』っていうけど、どうすれば速く飛べるんだ」とか「イリーナ達の戦法を汚いとか酷いっていうけど、具体的に何がいけないんだ……」みたいな架空のスポーツ故の疑問が個人的に多く、中々入り込んで楽しめなかった。

ここはPOSAに大きく劣っていたと思う。

 

他にもキャラがアホの子多くてイタいとか、色々キツい要素が多かった。

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特に凄かったのが、この真白。

「毎朝、大好きなみさき先輩を起こしに行って、常に彼女の腕に抱きついている」というこれだけでも、視聴者の頭が痛くなるドン引きな子だったが、

「画像の邪神ちゃんというキャラクターが大好き、挙句の果てに恥ずかしい時は邪神ちゃんのぬいぐるみを持って、腹話術で自分の言いたい事を言わせる」

「他の人が自分そっちのけで盛り上がっている時、自らダンボールの中に入り『今日の私は捨て猫真白ですにゃ~』と独り言を言う」

「仲間の試合の応援で騒ぎ過ぎて周りから注意される」など、色んな意味でズバ抜けたキャラクターだった。

頭がおかしい女はハーレム物とか女の子だらけの日常系の作品を見ればいくらでもいるが、ここまで色んな属性を内包し、「次はどんなことをしでかすんだ……」と変な意味で目を離せなかったキャラは珍しい。

他のキャラもほぼバカばっかりだったのが、真白のおかげであまり気にならなかった。

良くも悪くも、今作を象徴するキャラクターだったと思う。

 

最初は常軌を逸したキャラ達の言動に戸惑いはしたし、今まで悪口しか書いてないが、そういう作品の雰囲気は中盤以降慣れた。

そして、ストーリーも尻上がりでどんどん盛り上がってく感じはPOSAとは対照的だった。

終盤の盛り上がりは目を見張るものがあって、「何だかんで言って面白かったよね」という気分で終われた良いアニメだったと思う。

 

特に、互いに挫折していた明日香とみさきがバトルし、二人とも立ち直るきっかけを得る9話は神回。

一回挫けたり、逃げ出した者が再び立ち上がるという王道の展開を、至高の域まで持っていったと思う。

 

見ている最中はPOSAの方が圧倒的に楽しかったんだけど、最終的には今作の方が満足度は高い。

 

余談1.みさき役の浅倉杏美と真白役の山本希望がパーソナリティのラジオが妙に面白かった。ゲストは若林直美、米沢円、儀武ゆう子福圓美里と、ラジオをやらせればとりあえず笑える人しか来なかったのも大きい。

余談2.当然っちゃ当然だが、名前を変えてエロゲーに出演している声優の一覧表みたいなキャスト陣で、エロゲーマーとしても仕事柄としても非常に有り難かった。

余談3.高飛車な女の子を種田梨沙がやっているのが良かった。

余談4.種田梨沙は産休のために降板した小野涼子の代役だったので、彼女にエロゲー出演歴はない。これを機会に名前を変えてエロゲーに出て欲しい。

余談5.俺の中の「名前を変えてエロゲーに出て欲しい声優ランキング1位」は種田梨沙。「うたわれ2」のヒロインとかもやってるし、これを機会に(ry

 

 

 

その他

・「少女達は荒野を目指す」

原案タカヒロ、シナリオ田中ロミオというエロゲーマーならマストバイな作品で、

何故か原作より先にアニメが放映された。

田中ロミオが好きなので結構楽しみにしてたのだが、普通につまらなかった。

SHIROBAKOのようなリアリティも無ければ、バクマンのような熱さもない。

この2作と比べると、どんな作品をどんな想いで作っているかが視聴者にはよく分からなかったことと、美少女ゲームを高校生だけで作るという非現実的な話だったために業界ネタみたいのがほぼ無かったのが個人的に敗因。

 

友人A「ゲームやる前に余計な情報を入れたくないからアニメ見てない」

友人B「アニメつまらなかったけど、田中ロミオのシナリオが読めるんだから買うだろ」

俺は完全にアニメ見て萎えて原作は買ってないけど、原作は面白いらしい。

Aが一番正しいし、Bのような信心を持ち合わせて無かった俺の完全敗北。 

 

なお余談ではあるが、千菅春香と花澤香菜の二人でやっていたタイアップラジオも死ぬほどつまらなかったことも忘れてはいけないだろう。*3

 

・「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」

最初の数話を見た時は、歴代で一番面白いアナザーガンダムが来たと思ったが、後半の冬クールで失速を感じた。

展開がかなりスローだったこと(地球に到着するまでに何話かけてんだ)、

話のスケールが小さいままだったこと、

戦闘シーンが毎回ないくせにラスト以外面白い戦闘も無かったこと、(最初はビームとかが出てこない渋いガンダム最高!って思ったけど、地味な戦闘でパッとしないことが多かった印象)

などが辛かった。

 

それでも十分面白かったし、毎回楽しみではあったが、思っていたより小さくまとまってしまった。

序盤の面白さとガンダムというブランドを背負った上での期待には応えてくれなかった。

こちらも最終回で2期を発表、そっちで挽回して欲しい。

 

・「ディメンションW」

やたらオシャレでカッコ良いOPEDが印象的だったが、それだけだった。

1話を見た時はロボ子と主人公がカッコ良く悪いヤツをやっつけていくような、軽快なアクション物を期待したが、話はどんどんシリアスに。

特に、中盤の湖でやったミステリっぽい話はクソつまらなかったし、それ以降はなんかよく分かんない凄いことがたくさん起こって意味が分からなかった、

しかも、そのよく分からない現象諸々が全部「次元Wのせい」「コイルのせい」で片付けられるのも相当キツい。

主人公のコイル嫌いの理由も死ぬほど下らなくて、ラストは見るのがダルかった。

 

・「ノルン+ノネット

乙女ゲー原作だけど、めっちゃ面白かった。

乙女ゲー原作とは思えない程、凝った世界観で自称SF好きの俺も結構満足度が高い。

原作では主人公の女の子が3人いて、それぞれに攻略対象がいるという、これも他に例を見ないタイプなため、乙女ゲー原作アニメらしいことはあまり起こらず、カップルがいくつも出来上がるカプ厨得なアニメだった。

 

個人的には七海と暁人のカップルがお気に入り。

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七海の「暁人から罰せられたい、罪滅ぼしがしたい」、暁人の「自分は七海を憎まなければいけない、憎むべき相手に惹かれている自分が許せない」という一筋縄ではいかない恋愛模様はキュンキュンきた。

 

あと、別のキャラになるが、梶裕貴ボイスのキャラがひたすら甘いことを言ってくれたのも俺得。

 

男なのに本気で原作が欲しくなって買おうとしたが、PSP用ソフトだったので断念した。

アニメ化したのに、特にリメイク作などをVitaなどで出す予定も無し、どういうつもりなのか理解できない。

 

・「無際限のファントム・ワールド」

京アニの新作、1話の乳揺れが話題になるもそれ以降はパッとせず。

京アニといえば、良くも悪くも「上品すぎる」イメージなんだけど、例の乳揺れを見た時は「お、京アニが真面目に下品に挑戦するのか」と思い、結構注目していた……のだが……。

 

特にハーレム物になったり、女の子が萌えるアニメになったりする訳でもなく……。

深夜向けっぽいビジュアルの深夜アニメで、夕方にやっている親子向け程度の話を毎週淡々とやっていた印象。

いずれの話も「ファントム」という設定は生かせていたし、それを視覚的に面白い映像にすることもできていたとは思う。

ただ、あまりにも、あまりにもストーリーに盛り上がりが無さ過ぎる……。

 

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久野美咲*4が可愛かった、久野美咲最高! 

 

・「最弱無敗の神装機竜(バハームート)」

 本当は1話で切りたかったけど、家庭の事情で、飛ばし飛ばしながら最後まで見てしまった。

ラノベ原作テンプレ糞アニメでファンタジーのIS。

最初から最後まで「ラノベ原作テンプレ糞アニメ」の一言に尽きる。

主人公がショタなのと、主人公の妹が普通に家族として兄が好きなのはテンプレではなかったが、それのおかげで良かったとか、そういうことは特にない。

種田梨沙お嬢様キャラをやっていたのが良かった。

 

・「だがしかし」

4話ぐらいで切った。原作は3巻まで読んだ。

これを30分アニメは無謀だったのでは……。

 

・「ハルチカ」

4話ぐらいで切った。

面白いっちゃ面白かったが、主人公の1人であるハルタくんが、他に類を見ないレベルでキモくてギブアップ。

あんな奇妙な洞察力のある奴が同じクラスや身の回りにいたら死ぬほど嫌だなと思う。

あと、ハルタくんは吹奏楽やってる場合じゃないでしょ、探偵やれよ。

 

・「MONSTER」(再放送)

TOKYO MXでの再放送。本放送は2004年。

深夜アニメながら1年半あるという、アニメ史上でも非常に珍しい謎の作品。

当時中学生だった俺は、あまりの辛気臭さから5話ぐらいで切った記憶がある。

この歳で見るとめちゃくちゃ面白いのだが、中学生の自分が投げ出すのも納得の暗さ。

面白いし、今後も見続けていきたいが、あと1年以上もヨハンと鬼ごっこをするだけ(もしかしたら途中で終わって、新章とかがあるのかもしれないが)と考えると、かなり心が折れそう。

春クールのうちに何か進展があることを祈りながら、頑張って視聴を続けようと思う。

 

・「銀河旋風ブライガー」(再放送)

TOKYO MXでの再放送。本放送は1981年。

スパロボをやる人なので、評判や噂などは色々知ってるが初見。

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マジで大体コレ。

ガンダムより後に作られた作品とは思えないほど、クオリティが著しく低い。

ライガーのデザインは死ぬほどダサいし、しかも、当時のアニメとしても、酷いレベルの動きをする。(剣を持ってその場でクルクル回ったら、周りにいた雑魚メカの群れが何故か皆爆発するとか)

しかし、キッド達の生身のアクションシーンはカッコ良い。

「ブライガーに乗らない方が面白いのでは……」という感じ。

 

宇宙が舞台なのに、普段着にヘルメットは当たり前。

ボゥイは腕まくりをして宇宙で素肌を出しているし、

極めつけだとチンピラが、ノーヘルでバイクみたいなのに乗って宇宙を駆けまわっていたりと、面白過ぎるツッコミ所も満載。

繰り返すようだけど、これ、ガンダムよりも後のアニメ……。

 

それでも、人気が出て、その後シリーズ化したり、今でも根強いファンがいるのも納得な部分もある。

音楽や台詞回しなどは総じてオシャレだし、重い背景を抱えながらも、明るくカラッと生きる主人公達はカッコ良い。

 

特にお気に入りなのは

ボゥイが昔いた会社の同僚で、密かに想いを寄せていた女性に「なんでうちの会社を辞めたの?」と聞かれた時の台詞。

「君みたいなカワイコちゃんがいたら、気が散ってしょうがねえや」

一生で一度は言ってみたい台詞だ……。

 

・「Go! プリンセスプリキュア

冬中に終わったので、一応。

プリキュアオタクの俺が大絶賛の傑作。

プリキュアは全シリーズを見てきたが、12作目にして、プリキュア5を除けば*51番面白かった。

具体的には、単に夢を追うことの大切を謳うだけでなく、夢を追うことで発生する責任(きららの後輩モデルの話)や、夢を追うことで起こる決別(ラストシーン)などの様々な暗い面も見せつつ、更にそれを乗り越えていく姿や、

妖精やゆいちゃんがプリキュアでなくても出来ることを提示したり、などなど。

 

本当に素晴らしい作品だった。

もうこの作品だけでいくらでも語れる気がするけど、時期は逸しているし、そこまでの気力は無いので割愛。

 

・「ヒミツのここたま」

冬で2クール目。魂の救済的女児アニメ。

物を大切にすると、その物の魂が、見習い神様「ここたま」になって具現化する。

そのここたま達と小学生のこころちゃんの物語。

 

毎週、ここたま達がワガママを言って、めちゃくちゃをやり、主人公のこころちゃんを困らせる割に、1個も反省や教訓的エピソードは無く、毎週投げっぱなしで終わらせる狂気のアニメ。

 

1クール目はキャラが揃うまではダルく、一通り揃ってからはワイワイして楽しかった。

メンバーが揃ったし、2クール目は落ち着いていくのかと思ったら、まだまだ増えていくキャラクター。

しかも「リンスインシャンプー」という大切にしようのない消耗品のここたまが出てきたり、「ポスト」のここたまという、もう全く四葉家には何の縁もゆかりも無いヤツがやってきたり、最初からガバガバだった設定が更におかしくなっていく。

更に、ノラたまトリオという色んな意味で強烈な面白いキャラも追加と、毎週本当に面白いし、2クールやっても全く飽きない。

 

2クール目のラストでは、別のここたま契約者、のぞみちゃん(めっちゃ可愛い)が登場。

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「他の人に見つかっちゃいけない」「ハッピースターを集めないといけない」など、こころちゃんもここたま達も視聴者も忘れていたの基本的な設定を、忠実に守っている人が登場し「守れよ」とこころちゃんに注意してくる。

もうこの時点で色々おかしいし、面白過ぎる。

 

3クール目はこののぞみちゃんも話の中心になってきそう、大いに期待。

 

・「リルリルフェアリル~妖精のドア~」

冬に始まった女児アニメ。

毎週「お友達を大切に」的なありふれた話をきっちりやる、しっかりとした児童向きアニメ。

こちらはここたまと違い、大した狂気もないので、一大友の自分が喜ぶ要素は薄い。*6

 

花江夏樹の冒頭のナレーションとフェアリル性愛者くんが気持ち悪い。

なんでこのポジションを男にした……ビスケットに何やらせてんだ……。

 

性愛者くんとリップの交流を描くアニメなのかと思ったら、1クール経っても性愛者くんが冒頭のナレーションと最後のフェアリル紹介以外、特に出番が無いのは笑う。

 

ここたまが可愛く思えるレベルでキャラが多く、全く覚えられない。

今までいなかったフェアリルが突如増えてるし、それが今までさも一緒のクラスにいたかのように接するのは勘弁してほしい。

あと、イケメンジョフェアリル達が本当に不愉快なので、殺処分して欲しい。

 

1人複数役が非常に多く、声豚は視聴すると良いだろう。

日高里菜が4役ぐらいやっていたり、

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これが

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これと

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これだったり、

毎週EDクレジットが結構楽しみだったりする。

モブ役ばかりながら、久野美咲がレギュラーなのも個人的にポイントが高い。

 

・「魔法つかいプリキュア!」

 プリンセスプリキュアという傑作のあとのプリキュア

「プリンセスの後とか、ハードル上がりまくりだし、多少面白くてもつまらなく感じそう」

「はぁ?魔法使い~?プリキュアで魔法使いってなんだよwwつまんなそうwww」

という俺を含むプリキュアオタク達の舐めた雰囲気、前評判を一瞬で覆した怪物。

今日もツイッターでは「みらリコ~」という百合豚の鳴き声がこだましている。

 

とにかく大友的には百合要素を毎年一定量は供給させてくれるシリーズではあるし、最初は二人の関係性を丁寧に描くプリキュアも今まで結構あった。

しかし、みらいとリコの二人は歴代のどのプリキュアと比較しても、それを上回るレベルで、毎週危ないぐらいおじさんをニヤニヤさせる。

ここまでの話が、ほぼ全部、みらいとリコの関係を一歩ずつ進展させるためにあるのだから、面白くて仕方ない。

 

特に9話、ナシマホウ界に帰るみらいを追ってリコが汽車に飛び乗るシーンは、おじさん少し泣きそうになった。

10話足らずの時点でこれなのだから、末恐ろしい。

・テレビ以外で冬に見た作品

いい加減長くなってきたし、ここはタイトルだけで片付けていく。

まず、年始にスペシャル一挙放映があった「SHIROBAKO」、初見。超面白かった。

オリジナル劇場アニメ「ガラスの花と壊す世界」。イマイチ。

ガルパンの劇場版2回目。4DXも行きたかった。

中村明日美子のBL漫画を原作としたアニメ映画「同級生」。男が行くのも恥ずかしかったが、明日美子作品初のアニメ化ということもあって行った。面白かった。

レンタルで借りた「劇場版 あの花」。劇場で1回見ており2回目。去年秋にMXで再放送をやっていたので。総集編映画としては傑作。

「映画 プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法」めっっっっっっっっっっっっっっっっっっちゃ尊い。

ブルーレイを全巻買った「Gレコ」。2周目。今更消化してる。圧倒的に面白い。

*1:次走者につなぐこと、この作品専用の言葉かと思ってたけど、リレーは「リレー」っていうし、もしかしてこの手の競技では普通に使う言葉なのだろうか

*2:敬称略、以下同じ

*3:毎週、作品の話そっちのけで二人の好物のパンの話をしたり、インフォーメーションコーナーが5分以上あって、それをふざけて読むという地獄のような番組が繰り広げられていた

*4:アルブレヒトを持っていた子の役

*5:プリキュア5が一番好きなプリキュアどころか、一番好きなアニメだし、生涯でこれを超えるアニメには出会えないと思っているので除外

*6:これを書いてる途中で放送された最新回でレオン先生というキャラが登場。半端無く面白い神回になっていたが、春クール分なので割愛

2016年冬アニメ総括② 昭和元禄落語心中・僕だけがいない街

はじめに

前回に引き続き、16年冬アニメを振り返る。

今回は、前回にも書いた通り、冬アニメの中でも特に面白かった4作に挙げた残りの2作、シリアス枠として圧倒的に面白かった「昭和元禄落語心中」と「僕だけがいない街」の感想を書いていく。

昭和元禄落語心中

落語という実写でやった方がやりやすいであろう題材を、アニメーションでなければできない領域まで持っていった大作。

八代目八雲が自身の人生を振り返る形で進行していく。

 

こちらも最終回で2期が発表されている。

恐らく、八雲の話を聞いた与太郎の成長の物語にシフトするのだろう。

非常に楽しみだ。

落語心中の落語描写

落語は本来、生で見ても、単に落語をやっている姿しか見えないし、落語だけを楽しむものだ。

しかし、落語家が主役のアニメなのだから、当然通常では見えない部分まで見える。

スポ根物などにも言えることだが、観客ではなく、それをやる本人たちの心情まで楽しめるのは創作物の特権だろう。

 

1話、落語をする与太郎のうなじを流れる汗、汗で濡れるふくらはぎなど、描写が非常に細かく、感嘆した。

やっている最中の緊張感、芸がのってきたときの高揚感が伝わってきて、見ている間はこちらが息苦しいぐらいだった。

 

更に、落語というのは「一人で」「ほとんど座ったまま」やるものだ。

普通に映像にすると画面の動きがほとんど無くなってしまう。

単に落語の映像を見るならそれで当然だし、それのせいで退屈ということはないだろう。

しかし、アニメでこれをそのままやってしまうと、つまらない画面になる。

なので、今作ではあらゆるカメラワークで工夫されていた。

役が変わる度に切り替わるカメラ、表情で魅せる作画、あえて顔ではなく手の震えや上述のうなじなどを映すなど、退屈な瞬間が全くない。

同じ手法を多用することもなく、過剰な演出もなく、毎回適度なバランスで作られる映像は絶品だった。

 

また、最早言うまでもないことだが、キャスト陣の素晴らしさは筆舌に尽くしがたい。関智一*1石田彰山寺宏一*2家中宏*3の落語の演技の上手さたるや「本物かよ」という感じだった。

手前の話になるが、落語は父が好きで、一昔前の一般家庭にとってのナイター中継が、自分にとっては落語だった。

熱心に聞いた事はほとんどないし、好きという訳でも無いのだが、いつも落語を聞きながら育ってきた。

そんな自分が、「噺家の喋り方だ」と腰を抜かすほどには皆上手かった。

石田彰山寺宏一ほどの人ですら、厳しいオーディションを受けたというのだから、スタッフ、キャスト、それぞれの気合いの入り方たるや、想像を絶するものだろう。

 

特に石田彰の凄さなんて、今までも十分知っているつもりではあったが、今作ではもはや人間だとは思えなかった。

軽く国宝級である。

役1人の、少年から老齢になるまで。

しかも、若い時の未熟な落語、真打以降の貫録のある落語、まで全てを完璧に調整しており、人一人の人生を丸ごと演じている。

どれだけ言葉を尽くしても、今作での彼の仕事は賞賛しきれないだろう。

落語心中の心情表現

当然、落語だけやっていた訳でも無いし、それだけで面白いはずもない。

今作もちゃんとストーリーがある。

このストーリーが、他のアニメにはないぐらい異質なものだった。

 

2話からは八代目八雲(襲名前は菊比古、以下菊比古)が自分の人生を語って聞かせる形になる。(1話はその話すきっかけを見せるような構成だった)

菊比古の視点で、主に助六との関係を描く。

 

菊比古と助六の関係はもう一言では言い表せないほど複雑だ。

共に同じ師匠に弟子入りし、共に成長していく。

最初は「落語なんてやりたくない」と塞ぎこむ菊比古だが、それを助六の落語に励まされる。

その後も、色々あって助六のことを、尊敬し、羨望し、嫉妬し、愛し、憎むようになる。

言葉にはし難い複雑な感情を抱き、自分の半身のような存在となっていく。

11話か12話での「全ての感情をお前さんから教わった」*4という台詞が全てだっただろう。

 

更にみよ吉という女も登場する。

これがベタな三角関係に発展するのかと思いきや、菊比古は驚くほど彼女に興味を示さなかった。

ただ、これがなかなか厄介な女で、そっけなくされようが何をされようが、菊比古に恋い焦がれ、執着を見せていく。

作中の不穏な空気を醸し出すのに大きな役割を担っていた。

 

今作の凄いところは、この複雑な愛憎模様だけで面白さを引っ張り続けたことだろう。

落語以外派手なアクションも 何も無い。

人間の心理描写の積み重ねだけでストーリーを成立させていく。

小説でもめったにお目にかかれない最高の人間ドラマを、アニメーションでやり遂げたのだ。

 

そして、散々張ってきた伏線、登場人物それぞれの心の爆弾が一気に爆発するのが第九話。

少なくとも、冬アニメの中では一番の神回だったし、アニメ史にも残ると言っても過言ではない凄まじい30分間だった。

 

破門され全てを失う助六

「羨ましかった」と、自分が助六に抱いている感情を、同様に助六も持っていることを知り、それをぶつけられた菊比古の表情。

あの、あれだけ憧れていた助六の背中が情けなく見える瞬間。

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全てを演出の力で鮮やかに視聴者に印象付けていく映像はもう言葉にならない。

見ていない人はとにかく見てくれとしか言いようがない。

菊比古の孤独

無論、9話以降も面白さは止まらない。

ネタバレにはなるが、タイトルから分かる通り、今作は最終的に助六とみよ吉は心中をする。(正確には事故ではあるのだが)

 

俺は途中まで本気で「菊比古はホモで助六が好きなんじゃないか」と疑っていたのだが、まあ、そこまででは無かった。

ただ、菊比古の助六への想いは上述の通り、並々ならぬものがあった。

そして、それをみよ吉は看破していたのだと思う。

菊比古がみよ吉を振った時、みよ吉は「復讐してやる!」と言うのだが、結局それらしいことはしてこなかった。

今思うと、みよ吉の復讐とは「菊比古から、助六と、助六の落語を奪うこと」だったのではないか。

 

結局、みよ吉は最後、また菊比古にすり寄ってくるのだが、自身も忘れていた「復讐」をきっちりやり遂げ、命を落とす。

死の直前、助六は落語よりみよ吉を選ぶのだ。

この、助六が落語を捨てた瞬間の、菊比古の絶望的な表情がまたたまらなかった。

これによって、真の孤独・絶望へ叩き落された菊比古の胸中も、また、簡単な言葉で説明することはできないだろう。

 

最終回では時系列が1話に戻る。(というより、1話よりかなり進んでいるのだが)

そして、その絶望を老齢になっても克服できていない、悲しい八代目八雲の姿が描かれる。

 墓参りのシーンは本当に胸が苦しくなった。

 

最後は弟子の与太郎が「助六を襲名させて欲しい」と申し出るところで1期は終わる。

2期で八雲の傷を与太郎は癒してやることができるのだろうか。

とにかく続きが見たい。

落語心中まとめ

最初に書いたことと似たようなことを書くが、落語心中は「落語」という題材、人間ドラマ・心情表現だけで成立させるストーリーなど、どう考えてもアニメーションより実写向きな作品だった。

それをアニメーションじゃないと出来ない領域まで持っていた大作である。

スタッフ、キャストそれぞれの凄まじい力の入れ具合が画面から絶えず伝わってきた。

 

もし、「面白いアニメを教えてくれ」みたいなことを聞かれたら、しばらくは真っ先に挙げそうである。

後世に語り継いでいきたいぐらいの名作だった。

 

 

昭和元禄落語心中(1) (ITANコミックス)

昭和元禄落語心中(1) (ITANコミックス)

 

 

僕だけがいない街

続いて、「僕だけがいない街」の感想を書いていこうと思う。

今作も色々な意味でかなり珍しい題材のアニメだった。

なんと一つの事件を追い続けるサスペンスである。

こちらも実写の方が向いていそうだった。*5

 

いくら今一番勢いのあるマンガ*6とはいえ、「これをアニメでやるんだ!?」と、1話2話を見た時はかなり驚いた記憶がある。

僕だけがいない街のジャンル

今作は、ジャンルが不詳というか、どんな作品なのか、説明がかなり難しいアニメだと思う。

あらすじはウィキペディア僕だけがいない街 - Wikipedia)などに任せるとして、今作にどんな面白さがあったかを書いていきたい。

 

先ほどサスペンスと書いたが、これをサスペンスと呼んでいいのかもイマイチ分からない。(そもそもサスペスンスという言葉自体、様々な定義あって、色々面倒なので、ここでは言及しない)

ただ、今作は、1人の正体不明な連続殺人犯との戦いが展開される。

しかし、決して推理物ではないと思うし、頭脳戦が展開されるわけでもない。(犯人と知恵比べをする訳ではないし、犯人は割とすぐに皆分かると思う)

 

また、今作はタイムリープ物でもある。

とある未解決の事件が存在し、それを解決するために2006年と1988年を行ったり来たりする。

しかし、タイムリープ物のお約束のようなものは利用していない。

特別SFな訳ではないし、タイムリープの説明は「特殊能力」の一言で片づけられる。

最初に雛月を救えなかった時、「これでまた何回も繰り返すんだろ~、『失われた未来を求めて』で見たぞ~」と思ったのだが、雛月の死亡日時を遅らせられたことが分かった時は、とても興奮した。

また、同時に「今作は過去を変えられ、未来もそれを元に影響を与えられる」ということが分かり、かなり驚いた。

そして、実際にタイムリープが行われたのは2回だけだった。

 

 普通のタイムリープ物ではご法度だし、それが出来たとしても、かなりSF的な説明がついて回る。

そういったものを素直に取り入れない姿勢は、もしかしたらある種の怠慢かもしれないが、非常に斬新だったし、今作においてそれは非常に上手く作用していたと思う。

 

そして、もう一つ、自分が今作を見て感じたのが、児童文学っぽさだ。

主人公は29歳で、その脳みそのまま小学生に戻る。

これが主人公が他のキャラクターより優れていること(いわゆる「俺つえー」、最近のラノベやそれ原作のアニメを揶揄する言葉だが、基本的にどんな物語にもこの要素は必要)に対して説得力があった。

でも、少なくともビジュアルは小学生だし、主人公はタイムリープ以外何の能力も持っておらず、タイムリープ後に出来ることは全て小学生でもできる範囲のことでしかなかった。

ヒロインの雛月とのアジトや、他の同級生と一緒に悪い大人を倒そうとする姿勢。

そういう、小学生高学年の時に読んだもうタイトルも覚えていないような児童文学とか、出崎監督の「宝島」*7で味わったワクワク感が今作にはあった。

ただ、上述の他の要素が、それだけではない独特の緊張感を与えていた。

 

以上のような、色んなジャンルの要素があるにも関わらず、どのジャンルの型にもはまらない、オンリーワンの物語だった。

犯人とかは簡単に予想できたんだけど、それでもこっちの予想を上回る意外な展開が多く、かなり引き込まれた。

アニメとしての出来

原作を読んでいないため、比較した感想などは書けないのだが、肝心のところで緊張感を出す演出が多く、中々見応えがあった。

恐らく大体は原作通りなのだろうが、原作がいくら面白くても、アニメにしたときにつまらなくなる例というのはいくらでもある訳で、作風に合った良い映像にしていただけでも十分評価できるだろう。

 

また、引きが異常に上手く、「うわー、ここで終わるのかあああああああああ!!続きが来週まで見れないのかあああああああああああああああああああああああ!!!!」みたいな絶望を毎週味わった。

あの最終回1個前の「俺の記憶は戻っているぞ」って悟が言った瞬間で終わるのとか、「ふざけんな!」ってなるでしょ。

ここまで続きが気になるアニメって中々記憶に無い。

 

あと、1クールの最終回でここまで綺麗に決着をつけるアニメも珍しかった。

真犯人と直接対決した上で勝って、悟が救った対象は本当に皆救われていて、楽しそうに人生を謳歌していて、悟の漫画は売れて、更にもう1人の愛梨と再会して、結ばれることまで示唆して終わる。

何一つバッドエンドの要素が無い、完璧な美しいエンディング。

頑張って最終回まで見た甲斐があったし、あの終わらせ方は今でも反芻するぐらい至高だった。

僕だけがいない街を見た僕

もうどれだけの威力を今作が持っていたかという話をしたい。

以下は僕だけがいない街を見ている僕の画像である。

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うぐぅ

もう、本当に怖くて、胃が痛くて、毎週最新話を再生する時のボタンの気の重さといったら言葉にならない。

画像のように画面を直視できないっていうのはさすがに嘘だけど、見たら見たで結構なショックをほぼ毎週受けて、見た日は寝付くのにも時間がかかるくらいの緊張と興奮があって、正直辛かった。

我ながら「小学生かよ」とか思ったんだけど、「とにかく怖いから」という理由で幼少時代は特撮を一切見なかったし、長い間オタクやってるけど、それなりに刺激の強い作品(ロボットアニメや能力者バトルとかで人が死ぬのは全然良いんだけど、こういう無力なのに殺人鬼に立ち向かうみたいなのは無理)は避けてきた身なので、個人的には新境地だった。

大分主観的な話になるが、そんな俺が「怖いから見たくねえ」と思いながら、毎週夢中で見てたんだから、今作は凄く面白いのだ。

 

 

まとめ

16年冬アニメは「落語心中」と「僕だけがいない街」のおかげでかなり楽しめた。

しかも、前回書いたギャグ2作品も光っていた。

このクールは本当に豊かで、毎日がアニメのおかげで楽しかった。

 

様々なジャンルのアニメが放送される今の世に生を受けたことに感謝しかない。

少なくとも今回挙げた2作品のおかげで、まだこの世には俺が見たことないタイプの物語はいくらでもあることを教えてくれたし、今後も生まれていくであろうことを確信させてくれた。

 

これからも色々なアニメを見ながら、テキトーに本や漫画を読んだり、ゲームを遊んで楽しく生きていきたい。

今、春アニメが絶賛始まっているが、今期も面白い作品が多くてやっぱり毎日が楽しいです。

*1:敬称略、以下同じ

*2:山ちゃん本人のツイッターによると、大学生時代は落研だったらしい

*3:七代目八雲役。この方は今作で初めて知ったのだが、普段は吹き替えで活躍されているよう。最後の「子別れ」は素晴らしかった

*4:うろ覚えなので正確ではない

*5:なお、現在実写の映画を公開中。未視聴。筆者は基本的に実写作品はほとんど見ない。

*6:恥ずかしながら、こちらも未読

*7:1978年に放映されたテレビアニメ。原作はスティーブンスン。ガンバの冒険ほどではないけどUHF局で定期的に再放送されているイメージ。 

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2016年冬アニメ総括① このすば・紅殻のパンドラ

はじめに

2016年冬アニメが終わり、春アニメが始まっている。

ちょっと世間から出遅れることになるが、見ていた冬アニメの感想を何回か分けて書いていこうと思う。

 

個人的に冬アニメは、ギャグ枠としてはこのすばこと「この素晴らしい世界に祝福を!」がダントツで面白く、次点に「紅殻のパンドラ」。

シリアス枠では「昭和元禄落語心中」、次点に「僕だけがいない街」が面白かった。

他にも面白い作品はいくつかあったが、目立って良かったのはこの4作である。

簡単な図にすると、

 

「このすば」「落語心中」>「パンドラ」「街」>その他

 

という感じ。

 

そして、今回はタイトルにもある通りギャグ枠である「このすば」、「パンドラ」について書いていこうと思う。

 

「この素晴らしい世界に祝福を!」

タイトルのダサさ、キャラデザの可愛く無さ、あらすじのテンプレラノベ原作クソアニメ臭(いわゆる石鹸枠)と、1話を見なくても切りたいオーラしかなかった。

しかし、1話の「異世界へ転生する時のカズマとアクアの性格の悪いやり取り」と「冒険に出ようとせず、筋骨隆々の男たちと土木作業に従事する二人」を見て、衝撃を受ける。

1話から「これは凄いアニメが始まったぞ」というワクワクがあり、毎回その期待を上回るものを提供してくれる素晴らしいアニメだった。

ツイッターのTLやその他インターネッツでの評判を見る限り、原作ファン以外は大体自分と同じような流れでハマった人が多く、また、TL上での評価は間違いなく一番高かった。

ダークホース」と呼ぶに相応しいアニメだっただろう。

残念だったのは他のアニメより1、2話短かったこととダクネスの性癖ぐらいだった。

最終回では無事に2期も発表され、今後の展開も期待したい。

このすばとアニメーションとキャプ

このすばはキャラデザが全く可愛くなかった。

原作の本の表紙などを見るととても可愛らしく、単にアニメのデザインが酷いことが分かる。

ただ、どうして可愛くないかは本編を見ればすぐに理解できる。

今作では、「顔、表情は崩れるもの」だからである。

 

これは俺の勝手な憶測だが、今作は大分インターネットにキャプを上げられることを前提に作られていると思う。

今のアニメはとにかくキャプられてネット上に上げられることを常としている。

「(アニメのタイトル) ○話 実況」で検索して出てきたまとめを見れば、キャプだけでそのアニメを見返せるといっても過言ではない。

キャプを撮られすぎて、中割り*1も「作画崩壊wwww」と言われて晒されてしまう。

こういった影響もあるのか、昨今のアニメはクオリティ偏重の傾向にあると思う。

 

普通のクオリティの高いアニメが「徹底的に崩さない」ということをやっている中、

このすばは「あえて崩して面白いキャプを撮らせる」ということをやっていた。(繰り返すようだが、俺の勝手な憶測である)

実際、有名ブロガーが言葉を尽くすよりも、とにかく評判が良いことを伝えるまとめブログよりも、以下の画像を見た方が明らかに面白そうだし、見ていなかった人も途中から入って来そうな気がする。

 

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というようにこうやってアクアの面白かった顔を集めるだけでも今作の面白さが伝わってくる。

キャプだけだとさすがに分からないが、色んなキャラの表情がコロコロと変わり、それだけでも楽しい気持ちになれた。

 

顔だけにとどまらず、動きも大胆で面白かった。

昨今の 「クオリティや作画が良い」という言葉だけでは説明がつかない、アニメーション本来の「絵が動く楽しさ」を存分に伝えてくれる映像だった。

今時のアニメと比べると手抜きに見えるけども、それなのに、いや、だからこそ面白いのだと思う。

テンポも良く、純粋に面白いギャグアニメとしても非常に出来が良く、毎週ゲラゲラ笑うことができた。

このすばの持つテーマ

このすばのあらすじは、上述の通り、どう見ても、テンプレラノベ原作クソアニメにしか見えなかったし、最後まで見た今、改めてあらすじを書こうとしても、それで面白さを伝えるのは難しい。

このすばのあらすじを全く知らない人は、よくある「現代で主人公が死んで、異世界へ転生して女の子達とパーティを組んで、異世界で冒険をする話」(実際は冒険もしないのだが)という認識で良い。

これだけだと本当につまらなそうだ。

 

では、このすばの何が面白かったかという話になる。

これは明らかにそういったテンプレを笑いに転換していたからだろう。

よくある「現代で主人公が死んで、異世界へ転生して女の子達とパーティを組んで、異世界で冒険をする話がやりそうなことをやらない」、ということを行っていた。

他のラノベやそれを原作にしたアニメに対する、痛烈な皮肉、風刺と言っても良いかもしれない。

少々強すぎる言葉を使ってしまったが、最近の流行やテンプレが無ければ決して成立しない作品であったには違いない。

それでいて、ちゃんと笑いにしているから嫌味もなく、素直に楽しめる。

 

「主人公のカズマと同様に現代から転生してきて、強い魔法の剣を持ち、可愛い女の子達にモテながらカッコ良くモンスターを倒して冒険している」という、本来主人公であるべきキャラ(ミツルギ)が出てきた回があった。

これをしょっぱいステータスのカズマが悪知恵でハメてボコボコにするという内容だった。

この回を見た時「まさにこれがこの作品でやりたかったことなんだろうな~」としみじみ感じた。

 

また、自分のTLに「冒険者カードに載らない能力で頑張る主人公と、能力値だけは高いのにぽんこつな仲間達、というのも、履歴書や学歴が物を言うこの社会への風刺にも読める」ということを言っている人(鍵なので引用できない)もいて、なるほどとも思ったりした。

 

まあ、そもそもはギャグ作品なので、素直に見て、笑って、おしまいで良いのだが。

小賢しいオタクがこうして小賢しい考察をすることができるくらいには世間の風潮にマッチしていたし、見た目以上に骨格やテーマがかなりしっかりしている作品だったとは思う。

 

 

この素晴らしい世界に祝福を!     あぁ、駄女神さま (角川スニーカー文庫)

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「紅殻のパンドラ」

さて、「このすば」と丁度良い感じに対比できそうなアニメが「紅殻のパンドラ」である。

「このすば」が「崩して動かす」ことを追求していたとしたら、今作は「徹底的に動かさない」アニメだった。

 パンドラのかんたん作画

「紅殻のパンドラ」は、身も蓋もない言い方をすると、主人公の七転福音(ななころびねね)とクラリオン(通称クラりん)という二人の女の子が活躍する(イチャイチャもする)アニメだ。

この二人の主人公、特にクラりんが常にデフォルメにされていた。しかも段階がいくつかある。

 

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これが公式サイトにあるキャラ紹介。

 

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これがかんたんクラりんACT1。ACT1は滅多にない。ここまで書かれているのは稀である。

 

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 これが作中良く出てくるかんたんクラりんACT2。

色すら塗られておらず、小学生でももう少しまともに描けそう。これが作中もっとも多用されていた。

しかし、これより酷い状態がある。

 

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これがかんたんクラリンACT3。ちよちゃんのお父さんかな?

ACT2よりは若干出番が少なかった。

 

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そして極め付けはこれ。福音までかんたんである。

 

さすがに、福音がかんたんになる時は少なかったのだが、クラりんに関しては色がついているカットの方が少ない回も多々あった。(私の印象なので、正確に測ればそんなこともないのかもしれないが)

 

また、かんたんとまでは言わないが

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このような緩い絵もかなり多い。

オーバーな表現ではなく、全12話の半分以上が大体こんな調子だった。

 

こういったかんたん作画が多用され、画面に動きがないカットもかなりあった。

(これらの絵で激しく動かれても困るが)

 

特に何話だったか忘れたが、本当にかんたん作画ばかりで、画面に動きのあるシーンの方が少なくて度肝を抜かれたことがあった。

ひょっとして、「原画2,3人では?」と思ってクレジットを注視したら、普通のアニメと比べても遜色ない人数がおり、首をかしげた。

 

今作の凄い所はそれで面白いということである。

もうかれこれ15年ぐらいアニオタをやっているが、ここまで動かなくて面白いアニメは記憶にない。

クオリティ重視な昨今で時代を逆行した出来だし、映像作品を作る上での原則をいくつも破っているようにも見えた。

それでも、面白いのだから、本当に凄い。

 

最終回まで見た後、原作を2巻まで読んだのだが、これらのかんたん作画はおおよそ原作準拠であり、スタッフが手を抜いたとか、そういうことではない。

 「原作の良さを生かしつつ、アニメとして楽しいテンポを刻むことに注力することができていた」からこそ、このアニメ化は面白かったのかなと感じた。

 

また、こういった絵を徹底して見せることで今作特有の雰囲気を保っていたように思う。

画面に動きが無いシーンやかんたんであっても、絵の可愛さで視覚的に楽しかった。

この可愛さは萌えとか性的な可愛さではなく、マスコット的な可愛さだ。

ぬいぐるみに囲まれて寝るような癒し空間が今作にはあった。

 

けなしながら誉める変な文を書いてしまったが、決して不動作画一辺倒という訳でもない。

今作はアクションシーンあり、電脳世界の面白い演出ありと、もちろんそれ以外の見どころもあった。

むしろこれらのシーンとの緩急が良くできていた面もあり、「手の込んだ手抜き」を徹底して行っていたことが良い結果になったのだと思う。

パンドラの話運びの妙

「紅殻のパンドラ」の原作は原案:士郎正宗*2、漫画:六道神士という、30歳ぐらいかもう少し上の世代の漫画オタクなら悶死するような凄いタッグで描かれている。

いかにも士郎正宗らしい世界観と、六道神士の群像劇的なコメディ、笑いを取りながらもシリアスな伏線を張っていく独特な話運びが絶妙にマッチしていた。

「このすば」がパロディギャグとして「異世界に転生する作品がやるべきことをやらない」ということを骨格にしていたのに対し、今作は「士郎正宗の世界観という強固な骨格があるんだから、そこで何をやっても崩れることが無い」というちょっと反則気味に見えることをやっていた。

 

ただ、誤解してはいけないのは、あの「エクセル・サーガ*3六道神士だからここまで面白いということだろう。

普通の人間がやったら、いくら士郎正宗の世界観だろうと崩れてしまう。

それを崩さず、下らないギャグや福音とクラりんがイチャイチャしているシーンが続いていも、絶えず一定の緊張感があるのは、さすがとしか言いようがない。

逆にシリアスなシーンも、絶対にシリアス一辺倒にはならず、常に笑いが入るのも素晴らしかった。

アイドルレポーターの存在や最終回のブエルのお宝画像流出など、シリアスに傾きそうなところでギャグを入れてこれるセンスには脱帽である。

今作のストーリーについては、ただただ「六道神士すげえ!」としか言いようがないし、それをきちんとアニメにしたスタッフの手腕も素晴らしかった。

 

 

 

まとめ

16年冬アニメは、作画がぐちゃぐちゃなまま動き回る「このすば」と”かんたん”で動かない「パンドラ」という、二つの面白いギャグアニメがあって本当に有り難かった。

「監獄学園」と「下セカ」が同時期に放送していた時、「もうこんなアニメが並ぶクールなんてあと何年来ないだろう」と悲嘆にくれたのだが、意外と早くやってきて驚いている。

 

デ・ジ・キャラット」、「ギャラクシーエンジェル」でアニメオタクになった身としては、女の子がワイワイしている楽しいギャグアニメというだけで遺伝子が喜ぶ感じがする。

4コマ原作などの日常系では満足できないボディなので、これぐらいが個人的には丁度良い。

なので、いないとは思うが、この文を読んでいるアニメ業界の偉い方がいらっしゃったら、女の子がワイワイしている面白いギャグアニメを毎クール必ず作って頂きたい。

どうか、よろしくお願い致します。

 

*1:原画と原画を繋ぐ絵のこと、動くように見せるための絵なので、一枚絵としてはクオリティが低く素人目では下手な絵に見えることもある。詳細はニコ百でも読むと良いだろう。(特に作画崩壊の項)

中割りとは (ナカワリとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

*2:このブログは敬称略、以下実在する人物も同じ

*3:全27巻。F県F市の市街征服を目論む秘密結社アクロスとその陰謀を阻止する市役所との戦いの物語。延々シリアスそうな伏線を張りながら、ずーっとギャグ漫画をやっていた。詳細はウィキペディアでも エクセル・サーガ - Wikipedia

 

 

自己紹介とツイッターとブログを始めた理由

自己紹介

どうも初めまして。

高望千春(たかのぞみ ちはる)と言います。

ツイッターでアニメの話とかをしている人間です。

色々考えてブログを始めることにしました。

 

趣味はアニメ鑑賞。

その他、声優さんがやっているラジオ(いわゆるアニラジ)と読書と美少女ゲームエロゲー)はよく嗜みます。

あとは、たまに漫画読んだり、アニソン聞いたり、まあ、オタクならやっていそうなことは一通り。

真っ当なゲームはそんなに好きじゃなかったんですが、社会人になってからアーケードのCOJ、WLW、あとはネトゲのハースストーンなんかにも最近はお熱です。

 

職業は全く別のペンネームで美少女ゲームシナリオライターをやっています。

とは言っても、先日会社をやめたばかりで、なり立てほやほや、実績はゼロ、一応仕事は貰えてはいますが、実質は無職に近いです。

ツイッターでもここでもその身分を明かすつもりはないんですが(色んなアニメをクソとか言い過ぎてて身バレするとヤバい可能性がある)、

自分が関わった作品のステマぐらいはするかもしれません。それぐらいは許して下さい。

 

アニメの感想を中心に、その時の気分で色々書いていく予定です。

よろしくお願い致します。

 

ツイッターに飽きた

自己紹介は終わったし、文体はもう変えていく。

 

さて、なんで今更ブログを始めることにしたかというと、これが一番大きい。

ツイッターは大学生の時に友人達がやっているからという理由で何となく始めた。

ツイッターも最初はリアルの友人を何人かフォローして、しばらく放置していた。

 

ただ、当時の俺はプリキュアシリーズにドハマりしていて、寝ても覚めてもプリキュアのことを考えていた。

ツイッターで検索するとたくさんのプリキュア好きがいて、そういう人達と感想や考察、情熱を共有したくて、プリキュア好きを中心にどんどんフォローしていった。

プリキュアの話をしていると自ずとフォロー返しをしてくれるし、逆に俺のことをわざわざフォローしてくれる人も出てくる。

そんな感じで、フォロー人数も被フォロー人数も何百人に膨れ上がった。

6年以上前の話だ。

 

6年、人が変わるには十分すぎる時間だ。

プリキュア好きをひたすらフォローしたはずなのに、今、俺のTLでプリキュアの話をしている人間なんてもうほとんどいない。

全員、既に別のコンテンツに移っている。一つのコンテンツに注げる時間と情熱を無尽蔵に持っている人間というのはそうそういないのだろう。

俺ももうプリキュアの感想を長々と書くことはできない。

「最近のプリキュアハー」などとは言うつもりもないし、プリンセスプリキュアや今放送している魔法つかいプリキュアも凄く好きなんだけど、プリキュアの感想を一日中ツイートし続ける気力はもう全く無い。

 

皆、大体そんな感じで、今は毎日、俺の関心の薄いコンテンツやジャンルの話題で埋め尽くされている。

俺だってゲーセンでやるTCG、「CODE OF JOKER」の話とか平気でしている。

俺のことをフォローした人なんて、アニメ関連が90%以上なのに、誰がTCGの話して喜ぶんだよって我ながら思う。

COJの話をする度、フォロワーに対して申し訳なさみたいなものがでてくる。

 

COJ関連で何人かフォローをしてみたが、アニオタとゲーオタのノリや雰囲気、考え方の違いにはかなり戸惑いを感じる。

嫌いだとか、馬鹿にしているとか、そういうつもりは全く無い。

むしろ今まで触れた事の無いタイプの人間で面白い。

だが、彼らを眺めていると、やっぱり自分はアニオタ、声豚寄りだなと感じる。

エンジョイ勢の自分が、彼らに混ざっていくことは到底できない。

 

かといって、今更別垢を作ったりして、今興味のあるコンテンツに情熱を注いでいる人達を改めてフォローしていく気など毛頭ない。

そこまでしてツイッターをしたいとは思えないし、そんなことをしてもまた数年後には今と同じ現象が起きるだろう。

 

6年はそれぞれの人生にも色々ある。

俺だって色々あった。大学を卒業して、就職、転職。

毎日就活の愚痴をつぶやいて発狂していた時期もある。

 

俺のTLで印象的だった人だけでも羅列すると

 

・毎日偉そうに録画したアニメや違法ダウンロードしたエロゲーの感想を書き散らしていたのに、ある日突然自殺をほのめかした上で垢を消した無職

 

・ずっとアニメの話と就活の愚痴しかこぼしてなかったのに、ある日突然彼女に振られたショックを一日中喚いて垢を消した新社会人

 

・身内向けの連絡用としかツイッターを使っていなかったのに、社会人になった途端、毎日仕事の愚痴をひたすら書き散らす後輩

 

・何年も無職だったのにようやく就職が決まり、皆から祝福されたにも関わらず、3ヶ月も経たないうちに退職した無職

 

あらゆる人が学生を卒業し、就職し、転職し、時には無職を謳歌したり、結婚したりしている。

これらを契機にツイッターをやめていく人も多い。

 

この6年でツイッターというコンテンツは俺の中で確実に死につつある。

多分辞めることは無いし、これからも惰性で続けていくだろう。

もう二度と会うことが無いであろうリアル知り合いの生存が確認できるし、なんだかんだいって、ツイッターを開けばそれなりに暇は潰せる。

 

ただ、俺にはもうツイッターでやりたいことはないし、できることもない。

色んな人の人生を見続けて疲れてしまったというのが正直な感想だ。

 

ブログをやる理由

いつもはクール毎にその期に放映されたアニメの総括的感想とかをツイートしてたんだけど、ツイッターでアニメの感想を書くのが無意味だなーって大分前から思っていた。

丹精込めて書いたアニメの感想が一瞬で流れ、数ヵ月後には自分でも「このアニメ、どんな感想を書いたっけ?」と思うことが多い。

ツイッターだと流れていくし、自分で読み返すのも困難だったりする。

もちろん、過去のツイートを遡る方法もあるけど、とても面倒くさい。

 

エロゲーなら「エロゲー批評空間」、本や漫画なら「読書メーター」というところで自分と同じ作品に触れた人の感想がまとめて読めるし、自分が今まで書いてきた感想も簡単に読み返すことができる。

自分の一番の趣味であるアニメの感想がツイッターで一瞬で流れていくのはいかがなものかなーと常々感じていた。

そんな訳で自分のアニメの感想をまとめるブログをやりたくなった。

 

というわけで、この春アニメからツイッターではなく、出来る限り、このブログで感想を書いていきたい。

 

改めて、これからよろしくお願い致します。